みなさんこんにちは、Tです。今回のテーマは「海水魚のエサについて」です。海水魚にも他の生き物と同じように動物食性・植物食性など、魚種によって食べているエサはさまざま。今回は魚種にあったエサの紹介と共に給餌の際のポイントなどをご紹介していきます!
海水魚のエサってどんな種類がある?
エサの形状について
まずは、エサの形状について解説していきます。粒の大きさや性質によって、向いている魚・向いていない魚があります。
顆粒・ペレット
粒餌やペレット状のエサは沈下性です。水槽に入れるとゆっくりと沈むため、クマノミなどの一般的な海水魚にはもちろん、低層を泳ぐハゼなどにも有効です。餌付いた海水魚には沈下性の粒餌を与えることが多いです。
フレーク
フレーク状のエサは浮遊性です。水面に浮かび水槽内をふわふわと流れます。人工エサに餌付いていない海水魚も餌として認識しやすく、どんな海水魚にも向いています。ただし、低層を泳ぐハゼなどにはエサが行き渡らない場合も多いです。水槽内を観察しながら沈下性のエサと併用するとよいでしょう。
エサの種類について
総合フード
総合フードは海水魚向けのフードの中で最も基本的なフードです。主にカクレクマノミなどの雑食性の海水魚を対象としています。特殊な食性がなければ総合フードを与えていれば問題はないでしょう。
植物食向けフード
ハギやニシキヤッコなどの植物食性の強い種類に与えるフードです。
クリル(乾燥クリル)
海水魚だけではなく淡水の中・大型魚にも使えるオキアミを乾燥させた飼料です。強い香りから嗜好性が高く、オメガ3脂肪酸であるEPA・DHA、抗酸化作用があるといわれるアスタキサンチンを含んでおり栄養価も高いのがポイントです。導入直後や食欲不振時の餌付け、色揚げなどに効果的です。小型魚には細かく砕いで粉末状にして与えると効果的です。
冷凍餌
冷凍餌は海から揚がった生き物をそのまま、または一部加工して冷凍したものです。十分に解凍して与える必要がありますが、生き物本来の姿とアミノ酸が損なわれていないので嗜好性が非常に高いです。冷凍保存のため長期間の保存が可能で、栄養を損なわず与えることができるため栄養面にも優れています。
活餌
エサ用として販売されている生き物を生きたまま与える方法です。海藻などの植物性の物も活餌として含まれることが多いです。人工エサと違い、動いているので飼育している魚の反応・食いつきが非常によく、鮮度も保たれているので栄養価も高いまま与えることができます。生きているので、ストック用の水槽を設けなければならない事や長期保存ができないなどのデメリットはありますが、エサ用のエビやカニ・小型魚にはエサ自体に栄養素を蓄えさせるガットローディングができることもメリットとして挙げられます。
この餌にはどの魚が合う?
色々な種類のエサがあるけれど、自分が飼いたいお魚にはどれが合うの?そんな疑問にお答えします!
キョーリン メガバイトシリーズ
海水魚のエサといえばこちらの「メガバイト」シリーズ。レッドは海水魚全般に、グリーンは植物食性が強い海水魚にオススメです。また、粒サイズも選べるので魚の口の大きさに合わせて選んであげてくださいね!
メガバイトレッドがオススメの魚
カクレクマノミ・ハタテハゼ・ホンソメワケベラなどの肉食・雑食性が強い魚種全般
メガバイトグリーンがオススメの魚
ヤエヤマギンポやナンヨウハギなどの植物食性が強い海水魚
イサザアミ(ホワイトシュリンプ)・オキアミ・クリルなどの甲殻類
さまざまな海水魚のエサとして活用されている甲殻類。活き餌・冷凍餌・フリーズドライなど多様な形式で販売されているので、あなたに合ったものを選択できます。人工エサに慣れる前の段階のエサとしても重宝します。
などの多くの海水魚
貝類を使用したフード
主にアサリを使用したフードです。冷凍が一般的ですが、乾燥させたものもあります。スーパーの鮮魚コーナーへ行けば生きたものも手に入るでしょう。生き物の栄養がそのまま入っているので、栄養満点です。
チョウチョウウオ・ヤッコの仲間
ハリセンボンやフグの仲間(ハコフグ等は除く)
植物食性向けのフード
海水魚の中には動物質と植物質の栄養をバランスよく与えなければいけない種類や植物質のエサを好む種類がいます。そんな魚たち向けに、植物質の栄養が多く含まれたフードもあります。また、ウミブドウは
海水魚
その他生物
多様な魚種のニーズに応えた!チャームオリジナル「ff num」シリーズ
いろいろなフードをご紹介してきましたが、チャームが紹介したいのはオリジナル商品「ff num」です。
海水魚のみならず、熱帯魚やメダカなどのエサもあるのでぜひご覧ください!
海水魚の餌付けポイント
海水魚を飼育することになったらこの記事を参考にしてみましょう。
ステップを踏んで、ゆっくりと慣らしてあげれば環境にも慣れてくれることでしょう。
\こちらの記事を参考に!/
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
エサ別に合った魚種をピックアップした記事を書いてみました。エサ選びの参考となれば幸いです。
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